2022年10~12月期・中古市場最新動向
こんにちは。
不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。
2022年10-12月期の中古戸建と中古マンションの新規流通件数をまとめましたので、情報公開させていただきます。
中古戸建:165件/中古マンション:67件
という結果でした。
過去2年間の流通件数推移を視覚化したものが次のグラフとなります。
今期では中古戸建の流通件数が前期(2022年7-9月期)よりも減っていますが、過去2年と比較すれば流通件数の水準が回復しているように見えます。
前年同期比(2021年10-12月期)で見れば13%の増加です。
このグラフをまとめている中で非常に興味深いことが分かったのですが、中古マンションの流通件数はこの2年間で大きく減少することがなく、上昇傾向にあるということです。
中古戸建については、広島県内過去3度の緊急事態宣言の直後に、大きな流通件数の落ち込みがあったことがデータから明らかとなっています。
参考記事『流通件数が回復し始めた、中古戸建市場』
しかし、中古マンションの流通件数は一時の落ち込みはあるものの、おおよそ50~60件の間で堅調に推移しています。
最新の2022年10-12月期ではコロナ禍の影響が表れる前の2020年1-3月期と同水準(67件)となりました。
中古マンションについては緊急事態宣言による外出制限の影響を受けにくかったのでしょうか?
これは私の予想ですが、マンションの所有者は住み替えを前提としている方が多いため、売却時期をあらかじめ決めている方が一定数います。
そのため、住み替え時期が来ると社会情勢に左右されることなく、売却開始するのではないでしょうか。
管理費や修繕積立金などの固定費も発生するため、空き家のまま放置しておくわけにもいきません。
一方で一戸建ての場合、とりあえず住み続けることもできるため、タイミングを見計らいながら売却時期を検討していた方が多かったのかもしれません。
そして、2023年の春からは新型コロナウィルスが5類に見直しされ、平時の日本が取り戻されることに期待を寄せています。
これまでのような行動制限や自粛ムードもなくなるため、不動産の流通件数と取引件数も増えていくことと思います。
当社も一不動産会社として、皆様の不動産取引の現場でお役に立てることができるように、この1年もしっかりと頑張ってまいります。
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