当社のお仕事 売却編① ~レインズ登録から広告開始まで~
こんにちは。
不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。
前回から引き続きまして、今回も~不動産業務 売却編①~をお届けさせていただきます。
こちらのブログは”この記事の続き”となっておりますので、併せて読んでいただくと話がよくわかるかと思います。
再確認となりますが、媒介契約を結んでからこのような流れで業務は進んでいきます。
1.物件調査
2.物件資料の作成
3.レインズへの登録 ←前回記事はここまでの内容
4.写真の撮影
5.広告の開始
今回の記事では「写真の撮影」からとなりますが、この5項目の中で、私が一番思い入れを持って取り組んでいる項目となります。
それはなぜかというと、物件の反響(お客様に物件のお問い合わせをいただくこと)を得るためには、
視覚情報である物件の写真が最重要だからです。
Amazonや楽天などのECサイトで物品を購入するシーンを想像してみてください。
服飾品であったり、カメラであったり、イヤホンであったり、何でも揃っていますが、
どのような商品であっても、商品の画像を見て購入をするかどうかの判断をしていることと思います。
少なくとも、星の数ほどある商品群の中で、画像が1枚しかない物はひとまず選択肢から外した経験を、お持ちではないでしょうか。
不動産に関しても似たようなことが言えますが、写真については別でブログ記事が1つ書けそうなので、
ここでは実務上のお話を進めさせていただきます。
4.写真の撮影
先ほど書いたとおり、私の中では最も思い入れがあり、力を入れたい業務です。
やはりせっかく撮影をするのなら明るく晴れた日を選びたいと思いますし、天気や売主様の
ご都合とも相談しながらスケジュールを組んで、撮影日を設定しています。
ちなみに、所有者様が居住中の場合、荷物などが残っているケースもよくあります。
この場合には所有者様のご協力のもと、事前に可能な限り片づけておいていただき、
当日も簡単に動かせるものは動かしながら、極力、部屋から物品を少なくして撮影を行います。
やはり、部屋が明るく、清潔で、広く見える方が、物件の魅力度も高まりますからね。
(とにかく撮影の時だけお願いします!と、売主様に懇願したこともあります。)
所有者様も自分の写真が広告に掲載される以上は部屋をきれいにしておきたいと思われるようで、
ありがたいことですが、とても協力的に撮影の日を迎えることができております。
居住中の住宅ですと、物を動かす作業があるため、撮影時間はおおよそ1時間ほどでしょうか。
100枚前後の写真を撮影しまして、選りすぐりの写真を広告として使用しています。
ちなみに、私の愛用カメラはこちらです。
型落ちといえど、まだまだ現役の、SONY製ミラーレスカメラ「ILCE-6000」です。
初めて購入したミラーレスカメラなのですが、広角レンズが本体よりも高くて、驚愕したのを今でも覚えています。
(しかも納期が数カ月もかかり、EDI○Nのスタッフさんに苦言を言ってしまいました。申し訳ございません。)
さて、写真が撮影できれば、いよいよ「広告の開始」です。
5.広告の開始
実務上ではレインズに登録をすれば不動産の販売はできるのですが、やはり直接お客様の目に届けるためにも、
WEBサイトや、SUUMO、アットホームなどのポータルサイト、さらには紙チラシに物件情報を掲載していきます。
広告を作成するのも、ただ情報を羅列して販売するだけではお客様の琴線に触れることは少ないでしょう。
何よりも、私達不動産仲介業者は、売主様の気持ちや思いを届ける立場にあります。
お預かりした大切な不動産情報を、きちんときれいな姿で写真に撮り、物件の持つ魅力をたくさんの文章にして、
さらに、売主様からのヒアリングをもとにどのような素敵な生活が送れるか、想像をかきたてられる
言葉と熱量で、購入希望者であるお客様にお届けするのが、私達のお仕事です。
ある意味では、私たち不動産会社の営業担当者は、口の無い不動産の声を届ける、
不動産のストーリテラーでもあるのかもしれませんね。
ということで、今回は当社(私)が実際に行っている業務の売却編①ということでお届けさせていただきました。
またの機会に、売却編②のお話を、ブログでお届けさせていただきたいと思います。
今回も説明用の動画を作成して公開していますので、ぜひご興味のある方は下のYoutubeもご覧いただければ幸いです。
それでは次回の記事もどうぞお楽しみに。
不動産売却のご用命は、不動産売却のコンシェルジュである杉野まで、お願い申し上げます。