当社からお手紙が届いた方へ

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

当社では、まだ使えるにも関わらず空き家であったり、庭木が生えて放置されている空き地であったりを見かけた際、所有者様を登記事項より調べて、お手紙を出させていただく活動を行っております。

突然、お手紙が届いて驚かれた方も中にはいらっしゃるかと思いますが、特殊な方法や興信所等を頼っているわけではなく、公的機関である法務局にて、手数料(600円)を支払った上で調査しております。

(ちなみに、不動産事業者は法務局に出向かなくても、オンラインでの取得が可能です。)

空き家の”約4割”が放置されています

なぜこのような活動を行っているか端的に申しますと、人に知られることなくひっそりと埋もれている不動産を再び活用し、地域の人々に役立てていただきたいという思いからです。

日本の空き家は全国に約849万戸存在し、その内約4割にあたる約349万戸が、売却や賃貸に出されず、セカンドハウス等にも活用されないまま、ただひっそりと街にたたずんでいる状況です。

このような空き家は犯罪の拠点(詐欺などの郵便物受け取り場所)になったり、放火犯に狙われたり、もっと身近な例で言うと、隣地住人から伸びきった草木のクレームがきたりと、社会的にもご近所的にも問題になりがちです。

また、災害の多い近年は、所有者のわからない土地があると、緊急時の整備、活用、撤去等に支障をきたし、街の発展にも悪い影響を及ぼすことがあります。

次第に法改正が進んでいるとはいえ、まだまだ実態が追い付いていないのが現状と言えるでしょう。

※出典:『総務省統計局  2018年住宅・土地統計調査』

 

当社のような小さな事業所が、このような全国の空き家、空き地問題を一挙に解決できるとは思っていません。

しかし、街の不動産会社を営む者として、会社の近所や、たまたま通りがかった場所で人に知られていなさそうな不動産を見つけると、「ここに人が住めばもっとこの地域に活気が出るだろうな」とか、「次世代の方に活用されると、この土地もきっと、うれしいだろうな」と感じることがあります。

そのような時には、手紙が届いて驚かれたり不快に感じたりするだろうとは思いながらも、1件1件、登記事項にて所有者様を調査しまして、お手紙を出させていただいております。

 

1件1件、心を込めて、手紙を書いております。

不動産は地域の”限りある資源”です

レアアース、天然ガス、水、空気といった資源同様、不動産も、限りある資源ということができます。

私達不動産事業者は、地域の資源である不動産のバトンを次世代へと繋ぎ続けることが、社会における役割であると認識しています。

突然のお手紙に驚き、不快な思いをされた方もいらっしゃると思いますが、当社ではしつこい後追い営業や、他社へ情報を漏らすようなことは一切ございません。

不動産事業者として、地域の皆様へ一つでもお役に立ちたいという思いから、日々努力をして営業活動を行なっていることをご理解いただければ幸甚です。


不動産活用に全くご興味のない方は、届いた手紙は破棄していただいて構いません。

もし、将来的に不動産活用を思い起こすことがありましたら、その際に、ご連絡いただくことをお待ちしております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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「いずれ不動産を売却しよう」「貸家や駐車場として賃貸したい」など、当社では不動産全般のご相談をお受けしております。

売却する以外にも、賃貸として貸し出すなど、個別のケースでより良いご提案をさせていただきます。

宅地建物取引士賃貸不動産経営管理士国家資格保持者が、専門家の観点から不動産活用のお手伝いいたします。

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