不動産流通プロフェッショナル協会「不動産業界の働き方を仕組みで変える」

こんにちは。

宅建マイスターの杉野です。

 

12月19日(木)、加入する「不動産流通プロフェッショナル協会」の第2回未来講座に参加してまいりました。

講座のテーマは、「不動産業界の働き方を仕組みで変える」です。

 

 

人財不足が深刻化するのは不動産業界においても例外ではありません。

中小企業において、営業パーソン一人ひとりが物件調査、紹介、現地案内、契約書作成、ローン斡旋、引渡し、その他調整業務と非常に多くの役割を同時並行的に担うため、本来集中するべき顧客対応の時間が減少したり、顧客満足度の低下を招いたりするリスクがあります。

そんな中、新しい働き方として注目されているのが「不動産エージェント制度」です。

不動産エージェントは事務手続きをバックオフィスで一元管理しており、エージェント個人は営業活動に専念することができます。

顧客接点に多くの時間を割くことができるため、顧客にとってもエージェントにとっても満足度の高い提案ができるそうです。

また、実際に多くのエージェントで実労働時間の削減が図られているというのも、働き方を選ぶうえで大きな利点と言えます。

従来の「不動産会社」から選んで物件を売買するのではなく、「不動産営業パーソン」という個人から物件を売買する点にフォーカスしているのが大きな特徴です。

 

一方で、エージェント個人の品質管理と、人財の不足する地方都市圏への浸透など、解決すべき課題も残されていると感じました。

特に、人財が不足して困っているのは地方中小企業ですが、地方都市圏においては不動産会社の規模や知名度で選んでいる傾向が強いと思います。

都心部から地方都市圏へと制度が浸透していくにはまだまだ時間のかかることだと思いますが、制度自体は働き方改革や顧客満足度向上に大きく貢献する可能性を秘めていると思いますので、私としては非常に注目をしています。

 

当社においても顧客満足度の向上につながるような取り組みをどんどん取り入れていき、社会に貢献できる会社にしていきたいと思える講座でした。

更なる自己研鑽を積み重ねてまいります。

 

 

 

不動産流通プロフェッショナル協会とは

公益財団法人不動産流通推進センターが認定した「公認 不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」の有資格者で、下記の理念に賛同いただいた方々を会員とした団体です。

設立の理念

「私たちは、不動産流通業従業者の啓蒙と育成を通し、不動産流通業界を更に正しく発展させることにより、日本国の産業の活性化、生産性の向上に寄与することを目的とし、その目的に資する事業を行います。」

≪公式ホームページ≫

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