【2022年7-9月期】中古戸建流通価格は堅調に推移

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

前回記事にて、中古マンションの流通価格を掲載いたしましたので、本日は中古戸建の流通価格をまとめたものを掲載いたします。

(→2022年7-9月期の中古マンション流通についての記事『ますます下がる、福山市内中古マンション流通価格』※2022年10月1日投稿)

 

四半期 中古マンション 中古戸建

2019年

7-9月

2,245 1,675
10-12月 2,071 1,747

2020年

1-3月

2,429 1,777
4-6月 2,101 1,628
7-9月 2,283 1,498
10-12月 2,141 1,833

2021年

1-3月

2,137 1,752
4-6月 2,000 2,044
7-9月 1,948 2,131
10-12月 2,109 1,908

2022年

1-3月

1,957 1,938
4-6月 1,842 2,054
7-9月 1,570 1,956

 

※リフォーム済み物件や、収益物件、オーナーチェンジ物件は単純比較できないため、含めていません。

 

中古マンションと比較して、中古戸建の流通価格は2,000万円前後で堅調に推移しているように見えます。

私の推測ではありますが、2021年1~3月頃からのウッドショックにより高騰した新築住宅価格に釣られる格好で、中古戸建も価格が高止まりしているのではないかと考えています。

ところで、住宅の壁などに使用される北米産木材はすでに値下がり幅が広がっており、そこにアメリカの住宅ローン金利の上昇が追い打ちをかける形で需要が減り、供給がだぶついているようです。

現在は歴史的円安のため、日本に輸入される価格は値下げ分を圧縮してしまっているとのことですが、今後は、新築戸建も中古戸建も徐々に値下がりするのではないかと予想しています。

(※出典:日経新聞10月6日付)

流通価格が高止まりしているから高く売れる!わけではありません

よくある不動産のインターネット広告では、「中古戸建市場が過熱しており、あなたの不動産が高く売れるチャンス!」とか書いてありますが、どのケースでもそういうわけではありません。

確かに、多数の不動産取引の中から数字だけを拾い出すと、そのような傾向にあるとは思います。

しかし、よく考えていただきたいのは、不動産は個別性が非常に強く、売り方や見せ方によって簡単に成約価格が変動してしまうということです。

 

「隣の住宅が高く売れたから自分の家も高く売れるはず」とか、「景気が悪いからよほど安くしないと売れない」と、安直に考えるのは止めて、とにかく専門家の意見をよく聞いてみることをお勧めします。

不動産の専門家とは、もちろん、私たち、まちの不動産屋さんです。

地域に根差し、取引の現場を何度も経験している地元の不動産会社だからこそ、実際の相場観や、チャレンジ価格なども具体的にご提案できるものです。

ぜひ、不動産売却や資産活用の方法をご検討される時には、地元不動産会社の専門家にご相談してみてくださいね。

 

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当社では、不動産流通価格を正確かつ客観的に分析する、独自の査定システムを構築しております。

そして、想定相場、売り出し価格、チャレンジ価格等をじっくりと検討し、お客様の利益と満足度を最大化することを得意としています。

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