2023年・福山市不動産市況(中古マンション)

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

前回のブログにて、中古戸建の2023年の不動産市況をご紹介いたしました。

前回記事『2023年・福山市不動産市況(中古戸建)』

今回は中古マンションを軸に、過去10年間の動向も踏まえて、2024年の展望を見ていきたいと思います。

中古マンションの新規流通件数

福山市の中古マンション市場は、近年、大きな変化を見せています。

特に、新規流通件数は2019年から2023年まで増加傾向にあり、2023年には276件と過去5年間で最多を記録しました。

この動向は、中古マンション市場の活性化を示しています。

新規流通件数の増加は、中古マンションへの関心が高まっていることを示しており、これは市場全体の活性化に寄与しています。

 

※2019年は推計

成約件数

また、西日本不動産流通機構によると成約件数も増加しており、2023年は82件と、2014年からの過去10年間で最多を更新しました。

これは、中古マンションへの需要が高まっていることを示しています。

成約件数の増加は、購入者の中古マンションへの関心の高まりを示しており、これは市場の実態を示す重要な指標となります。

※成約登録されている不動産情報のみの集計のため、実際の数値はこれよりも多いです。

成約価格

成約価格は2014年から上昇基調であり、2020年に2019.2万円と最高値を記録しました。

2023年は1875.9万円と高い水準を維持しているものの、大局的にはピーク時より下落傾向にあることが示されます。

市場に出る中古マンションの件数が増加し、価格競争が激しくなった結果、これまでの価格上昇局面から調整局面に遷移していることが読み取れます。

成約価格の動向は、市場の供給と需要のバランスを反映しており、これを理解することは、不動産売却を成功させるために重要です。

 

2024年の展望

これらの動向から、福山市における2024年の中古マンション市場は、引き続き活性化する一方で、価格競争が激化する可能性があると予想されます。

また、前回分析した中古戸建市場にも同様の傾向を読み取ることができるため、中古市場の動向をしっかりと把握することが求められます。

中古戸建、中古マンションの売却を考えている方は、適切な価格設定と販売戦略の立案をしてから販売を開始しましょう。

当社ではそのお手伝いが可能ですので、不動産売却をご検討されている方はぜひお問い合わせください。

 

※成約件数は視覚的に分かりやすくなるように数値を掛けてあります。(中古マンション:2倍、中古戸建:5倍)

 

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お客様のご期待に応えるべく、不動産売却のコンシェルジュ杉野が、人間愛をもってお手伝いさせていただきます。

皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。

 

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